Sun Java Studio Creator(EA版) 試用記
ちょっとだけ試してみました。
まず、ツールの外観が今風のフラットで明るいデザイン。これはVisual Studio .NETをかなり意識していますね。起動してからの動作は、思ったよりキビキビしています。操作に対するレスポンスが良いです。昔のNetBeansやJBuilderの様な、JavaアプリケーションにありがちなUIの「もっさり感」はあまり感じません。でも、処理自体は遅いです(表現するのが難しいですが、返事はいいけど手が遅い・・・という感じなんです)。マシンスペックは相当要求されそうですね。ちょっとした1画面だけのサンプルを作るだけでも、ややストレスを感じました。もちろん、まだEA(Early Access)版であるという点は割り引いて考えなければなりませんが。
JSF(Java Server Faces)は初体験でしたが、けっこう衝撃的です。まるでASP.NETと同じです!
その他、思ったこと。
- これが関係者のもくろみ通りに普及すれば「JSFデザイナ」という職種が誕生するような気がする
- Javaでサーバーサイドを作るビギナーへの敷居は低くなるが、原理主義者との間に対立が生まれるような気がする
- 「Javaは重い」という声がまた増えてきそうな気がする
- SXGA(1280x1024)では不足。もはやUXGA(1600x1200)が欲しくなる(これはVS.NETでも)
JSFはこれから使いやすくなっていくだろうとは思います。1発目の完成度からみて、Sunの相当な気合いを感じます。
でも、なんだろう?
靴下1足を洗うのに全自動洗濯機を使うような、この無駄使い感は・・・?