SoftEtherを顧客サポートに利用する

その/.-JのOFF会で、ちらと耳にしたネタです。

SoftEtherを使えば、ユーザーのネットワークに入口を設けなくても外部からの接続が可能になるわけですが、これを顧客サポートに使っているという話。トラブルが起こったときに、こちらで用意したサポート用の仮想HUBにユーザー側から接続してもらえば、VNCなりSSHなりを使った対応ができる、と。なるほど!

でも、実際のお客様を想像すると難しそうだなあ。SoftEtherと聞いただけで身構えるネットワーク管理者が多いですから。あるいは、「はぁ?なんですかそれ?」か。で、必死で説明する、と。

客「トラブル対応であっても、ネットワーク的に外部から侵入されるのは困ります。」
私「でも、オンサイト対応はお互い面倒じゃないですか。」
客「とにかくダメです。」

客「それってセキュリティホールになりませんか。」
私「いや、セキュリティホールではなくてですね、技術的には、・・・・ということなんです。」
客「うちとしては、そんな怪しげな技術に依存して安全性を脅かされたくありません。とにかくまかりならん。」

客「ファイアウォールの設定変更は不許可です。」
私「いや設定は変えなくてもいいんですよ!」

客「また何かの悪だくみですか」
私「・・・・・」

こんなことになりそうですよ。