落書きによるシステム設計

ひとりで1時間ほど会議室に籠もり、システムの基本設計をホワイトボードに「描き」ました。PowerPointで作ったプレゼン用の資料や、Wordファイルのナントカ仕様書や、VisioExcelのドキュメントよりも、一番最初に作るこの1枚のホワイトボード図が、ぼくにとって一番たいせつなドキュメントです。そこには、それまでの検討段階において頭の中で築き上げこねくり回しもんどり打ってまとめ上げたシステムのアーキテクチャーのイメージが凝縮されているのです。

などと、さも凄そうなことを書いていますが、まるで大したことありません。ただの落書きです。

なぜか昔から、黒板などに落書きするのが好きなんですよね。なんとなく描いているうちに、次々とアイデアが浮かんでくるんですよ。これが例えば紙のノートだったりするとさっぱりなんです。PCのソフトでも全然ダメですね。アイデアを出すときはホワイトボード(黒板があれば黒板)、これがぼくの鉄則です。