Eclipseの目指すもの

Eclipseはそう遠くない将来、ソフトウェア開発技術者(特にプログラマ)が行う作業を悉くこなせるプラットフォームとしての地位を獲得できるでしょう。つまり、「よりユーザーフレンドリーなEmacs」という位置づけです。今でも、Java言語のコーディング作業を行う環境としては、Eclipseを超えるものは無いと思います。コーダーとしては作業がトロいことを嫌と言うほど自覚しているぼくが、実作業時間にして1人月で実に20,000ステップ、コメントも含めると35,000ステップ、約500クラスをスクラッチから書き起こすことができ、さらにリファクタリングもかなり進めることができた、という事実にはただただ呆然とするばかりです。5年前、まだ秀丸JDKのみだった頃は、その10分の1もできたかどうか。

今後、Eclipseに求められるものとしては、以下のようなフィーチャーがあると思います。

  1. Eclipse内部APIを叩けるスクリプト言語のようなもの(Emacs-lispのような使い方を可能に)
  2. もう少しユーザーフレンドリーなPlug-In管理(特にインストール)
  3. Java言語以外の一層のサポート(もしVisual BasicC#への完璧な対応ができれば、10年残る開発プラットフォームになれる)

かつてEmacsは重すぎる(ファイルサイズ、動作速度)ために敬遠されていた時期もありました。そして現代のEclipseもハードウェアに対する要求は厳しいです。

  1. クロック2GHz以上のCPU
  2. 1GB以上のメモリ
  3. SXGA(1280*1024)以上の解像度のモニタ

現時点でもこれぐらいは欲しいところです。まあ、これらは時間が解決してくれる問題なのですが。

あれ?何が書きたかったんだろう。えーと、これからもEclipseとその関連プロジェクトを応援しましょう、ということで。
Plug-In書きたいなあ。